題名:人生は限りなく、限りがある。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 あれほど切望したあの熱情は、やがて炭の炎が沈下する如く、下火となり、気がつくとそこに残されたのは白い灰だけである。そうだ。あの時、こころを黒にして、望んだ炎が燃えに燃え、そうして白い灰へとなりにける。それはまさに俳句、いや季語がないから無季俳句。 青き灯、やがて白き灰へと、なりにけり。その様子、は、まるで、己が見た、熱情の如く。やがてすべては白くなる。白くなって、そうして思う。これは俳句ではな…
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